【 海難演習 】

≪知床事故を踏まえたこれからの海難対応≫

2022年4月23日に発生した知床遊覧船沈没事故を踏まえて、鵜来島で船を活用した様々な体験プログラム実施する際の今後の安全性を高めるため、海難演習を実施します。この演習は、現在、鵜来島でもしも、南海トラフ地震、火災や土砂災害に見舞われた際にどうするのかということで地区防災計画の策定を進めている一環して、海難事故に自分たちが遭遇したらという島民が主体となって行う高知県初の取り組みです。

 

 

■目的:鵜来島で船を活用した様々な体験プログラム実施する際の安全性を高める。

 

■日時:2022年7月25日(月)午前:8:40~12:00 午後:13:00~14:30

※台風4号が発生し北上することから4日から25日に日程を延期しました

 

■場所:鵜来島港内及び鵜来島旧小学校(高知県宿毛市)

 

■対象:鵜来島船舶運航者、島民、海難事故に関係する関係者(海上保安庁、消防、宿毛市、高知県)

  企業・団体の防災、危機管理、リスクマネジメント、BC(事業継続)担当

■項目:

個別訓練(午前:8:40~10:10)

  1.通報訓練(机上)

  2.関係機関への連絡訓練(机上)

  3.救助訓練(机上)

  4.搬送訓練(机上)

  5.救命胴衣装着訓練(実働)

  6.着衣背浮き訓練(実働)

  7.ペットボトルを活用した救助訓練(実働)

  8.浸水想定の脱出訓練(実働)

 

総合演習1≪渡船浸水ケース≫(午前:10:20~12:00)

総合演習2≪定期船浸水ケース≫(午後:13:00~14:30) 

  海難事故が発生したというシナリオに基づき、事故後の一連の流れを対応してみる。

 

■参加費:無料

■定員:30名

■スケジュール

 08:40~09:20 学校にてオリエンテーション、海難事故が発生した際の「1.通報訓練(机上)」「2.関係機関への連絡訓練(机上)」「3.救助訓練(机上)」「4.搬送訓練(机上)」「5.救命胴衣装着訓練(実働)」

09:20~09:40 学校から船に移動、訓練ポイントの港内に移動
09:40~09:50  「6.着衣背浮き・HELP 姿勢訓練(実働)」
09:50~10:10 「7.ペットボトルを活用した救助訓練(実働)」
10:10~10:20 「8.浸水想定の脱出訓練(実働)」
10:20~11:10   ≪渡船に釣り客・ダイビング客が乗っていて浸水に見舞われたケース1≫
               「渡船」が浸水したという事故後の一連の流れを対応(自分たちで救助できるレベル)
11:10~11:30 訓練ポイントの港内から学校に移動
11:30~12:00 反省会
12:00~13:00 昼食 休憩
13:00~13:10 船に移動、訓練ポイントの港内に移動
13:10~13:50 ≪定期船に島民が乗っていて浸水に見舞われたケース2≫
           「定期船」が浸水したという事故後の一連の流れを対応(自分たちで救助できないレベル)
13:50~14:00 訓練ポイントの港内から学校に移動

14:00~14:30 反省会

 

ファシリテーター:細坪信二/一般財団法人危機管理教育&演習センター 理事長 

 

■主催: 鵜来島地区、一般財団法人危機管理教育&演習センター、鵜来島を勝手に応援する会

 

■後援: 高知県、宿毛市 


海難演習報告書

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【 海難演習 】≪知床事故を踏まえたこれからの海難対応≫ 報告書.pdf
PDFファイル 3.4 MB

海難演習当日ビデオ


海難トレーニング

もしもの時の生き延びるすべ


背浮き姿勢


HELP 姿勢(体熱放散減少姿勢)


沈没する船から脱失する方法


300円救助キットを活用してロープで救助する方法


ペットボトルを活用してロープで救助する方法


ペットボトルを活用して釣り竿で救助する方法


ネット袋を活用した「救助キット」で意識なし遭難者を救助する方法


Tシャツを活用した「救助キット」で意識なし遭難者を救助する方法


【海難演習】≪知床事故を踏まえたこれからの海難対応≫に関するお客様からのお問い合わせ先】

一般財団法人危機管理教育&演習センター

Tel:03-6365-0281